I.Sを用いた免疫電顕(ポストエンベディング法)
 
1. スライドグラスサンドイッチ法 (黄海式)
 
用意するもの     @ マイクロウェーブ装置
A ホールスライドグラス
B スライドグラス
C 脱樹脂用薬剤(ex.10%過ヨウ素酸ナトリウム)
D ドウゼ
E セロテープ
            ( F グリッドスティック )
 
【方法】
1. 超薄切片の脱樹脂  例:グリッドをスティックに貼り付けた状態で10%過ヨウ   
                 素酸ナトリウムに約30分浸漬してエッチングをする
 
2. 200倍希釈のI.Sで洗浄(蒸留水でも可)
 
3. ホールスライドグラスのホールに200倍希釈のI.Sが十分に満たされるように数滴
滴下する
 
4. グリッドをホール内のI.S液に浸漬する
 
5. 平面なスライドグラスを重ね、テープ等でシールする
 
6. ドウゼに200倍希釈のI.Sを50ml程入れ、マイクロウェーブで95℃まで加温する
(あらかじめ加温しておく方が良い)
 
7. グリッドをセットしたスライドグラスを加温したドウゼに浸す。
 
8. 250W、95℃で15分間、間欠照射(5分ON3回、2秒OFF2回)
 
9. 30分室温で放置する
 
10. 電顕の免疫染色


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